デバッグメッセージ モニタ (KPrint Message Monitor)で、UNICODE対応アプリケーションからのメッセージ出力に対応しました。
最新版はホームページよりダウンロードできます。
http://www.kana-soft.com/soft/kpmmon/index.htm
2011年06月15日
KPrint Message Monitor Ver1.02をリリースしました
posted by kana-soft at 16:05| Comment(0)
| リリース案内
2011年06月14日
ソフトウェアの開発の経緯とか。(その1)
■ Multi Port Terminal
■ Multi Port Terminal 2
とりあえず現在公開しているソフトの中では一番ダウンロード数が多いです。
このソフトは、15年位前にPostScriptプリンタの開発に携わっていたときに、パラレルポート用のターミナルソフトが欲しくて自作しました。
当時はWindows95向けのソフトだったので、IN/OUT命令を使ってMulti Port Terminalから直接 IEEE1284のニブルモードでプリンタと通信を行っていました。
いろいろと調査・改良を行って、現在公開しているバージョンでは、Windows標準のパラレルポート・ドライバ経由でパラレルポートの通信は行っています。
(当初、パラレルポート・ドライバ経由だとプリンタ⇒PC方向のデータ受信が出来なくて悩んだのですが、プリンタ・スプーラの出力先をパラレルポート以外にするとデータ受信できることが判ったので、現在はユーザーに手動でプリンタ・スプーラの設定を変更してもらうことで対応しています。)
パラレルポート用ターミナルソフトからスタートしたMulti Port Terminal ですが、後に、シリアルポート、TCP/IP、USBと通信可能なデバイスを増やして現在の形になりました。
ちなみにUSBデバイスと通信できるとありますが、通信できるUSBデバイスは、かなり限定されます。
通信したいUSB機器のWindows側のデバイス・ドライバが、一般的なアプリケーションとの通信経路(USBではパイプと呼ぶのですが)を公開しているかどうかに左右されます。
とりあえず確認が取れているのは、「USB印刷サポート」で使用されるUSBドライバ経由でのプリンタとのUSB通信だけだったりします。
(言い訳するわけではないのですが、一般に入手可能なUSB機器って、マウス、キーボード、ハードディスク、USBメモリ等々で、直接アプリケーションからデバイス・ドライバにアクセスできなっかったりするわけですよ。)
開発の経緯はこんな具合でして、現在プリンタの開発業務からは離れてしまっているので作者としては最近はあまり利用していません。
(不具合の発見などは、ユーザーの方からのご報告頼みです。。。m(_ _)m)
■ Multi Port Terminal 2
とりあえず現在公開しているソフトの中では一番ダウンロード数が多いです。
このソフトは、15年位前にPostScriptプリンタの開発に携わっていたときに、パラレルポート用のターミナルソフトが欲しくて自作しました。
当時はWindows95向けのソフトだったので、IN/OUT命令を使ってMulti Port Terminalから直接 IEEE1284のニブルモードでプリンタと通信を行っていました。
いろいろと調査・改良を行って、現在公開しているバージョンでは、Windows標準のパラレルポート・ドライバ経由でパラレルポートの通信は行っています。
(当初、パラレルポート・ドライバ経由だとプリンタ⇒PC方向のデータ受信が出来なくて悩んだのですが、プリンタ・スプーラの出力先をパラレルポート以外にするとデータ受信できることが判ったので、現在はユーザーに手動でプリンタ・スプーラの設定を変更してもらうことで対応しています。)
パラレルポート用ターミナルソフトからスタートしたMulti Port Terminal ですが、後に、シリアルポート、TCP/IP、USBと通信可能なデバイスを増やして現在の形になりました。
ちなみにUSBデバイスと通信できるとありますが、通信できるUSBデバイスは、かなり限定されます。
通信したいUSB機器のWindows側のデバイス・ドライバが、一般的なアプリケーションとの通信経路(USBではパイプと呼ぶのですが)を公開しているかどうかに左右されます。
とりあえず確認が取れているのは、「USB印刷サポート」で使用されるUSBドライバ経由でのプリンタとのUSB通信だけだったりします。
(言い訳するわけではないのですが、一般に入手可能なUSB機器って、マウス、キーボード、ハードディスク、USBメモリ等々で、直接アプリケーションからデバイス・ドライバにアクセスできなっかったりするわけですよ。)
開発の経緯はこんな具合でして、現在プリンタの開発業務からは離れてしまっているので作者としては最近はあまり利用していません。
(不具合の発見などは、ユーザーの方からのご報告頼みです。。。m(_ _)m)
posted by kana-soft at 20:07| Comment(0)
| ソフトウェア
2011年06月10日
排他制御の二重呼び出しでデッドロックを起こすときどうします?
例えば、VRAMのようなシステムに一つしかないリソースを複数のタスクからアクセスするライブラリAPIを作るときに、提供するAPIの内部でセマフォやミューテックスを使って排他制御をするとします。
以下のようなコードになったとします。
このとき、funcB()の内部からfuncA()を呼び出すと、当然 mutex.lock() の箇所でデッドロックを起こします。
このケースは、論外とは言いませんが、もう少し設計を考えて funcA() を呼び出さないようにすれば回避できそうです。
では funcB()内部から、funcA()を呼び出したアプリケーション側にイベント通知の為にコールバック関数を呼び出し、呼び出されたコールバック関数から funcA() が呼び出されたらどうでしょうか?
(意外と、アプリケーション側とライブラリ側の担当者が別々だったりすると、こんなことはよく起こります。)
これも、アプリケーション側の設計をもう少し考えて。。。なんていうのが通用しないことがあります。
(ある程度プログラムの作り込みが完了しているところに、アプリケーション側の担当者にプログラム変更を依頼すると、「大幅な変更になるので対応できません。」と拒否されたりします。
まぁ、この辺りは個々の担当者間の力関係で決まってきます。。。もうプログラミングとは関係ない話です。)
なんとかライブラリAPI内で解決したいところです。
私なら安直に以下のように修正します。
(まぁ、別によくある手法(?)です。)
そもそも、ここで問題になっているのは、同一のタスクから二重に mutex.lock() を呼び出している事なので、mutex.lock()を呼び出したタスクのタスクIDを保持しておきfuncA()が呼び出されたときに、mutex.lock()を掛けたタスクと同一のタスクIDの場合、mutex.lock() を呼び出さないようにします。
当然、mutex.lock()を呼び出さなかったときは mutex.unlock() も呼び出さないようにします。
何となくうまく行きそうですがどうでしょうか?
タスクIDが取得出来ないようなOSの場合。。。。どうしましょう(;^_^A
以下のようなコードになったとします。
void funcA( void )
{
mutex.lock();
funcB();
mutex.unlock();
}
このとき、funcB()の内部からfuncA()を呼び出すと、当然 mutex.lock() の箇所でデッドロックを起こします。
void funcB( void )
{
funcA();
}
このケースは、論外とは言いませんが、もう少し設計を考えて funcA() を呼び出さないようにすれば回避できそうです。
では funcB()内部から、funcA()を呼び出したアプリケーション側にイベント通知の為にコールバック関数を呼び出し、呼び出されたコールバック関数から funcA() が呼び出されたらどうでしょうか?
(意外と、アプリケーション側とライブラリ側の担当者が別々だったりすると、こんなことはよく起こります。)
void funcB( void )
{
app->callbackA();
}
void callbackA()
{
funcA();
}
これも、アプリケーション側の設計をもう少し考えて。。。なんていうのが通用しないことがあります。
(ある程度プログラムの作り込みが完了しているところに、アプリケーション側の担当者にプログラム変更を依頼すると、「大幅な変更になるので対応できません。」と拒否されたりします。
まぁ、この辺りは個々の担当者間の力関係で決まってきます。。。もうプログラミングとは関係ない話です。)
なんとかライブラリAPI内で解決したいところです。
私なら安直に以下のように修正します。
(まぁ、別によくある手法(?)です。)
void funcA( void )
{
static int locked_task_id;
int lock_flg = 0;
int task_id = get_task_id();
if( locked_task_id != task_id ){
mutex.lock();
locked_task_id = task_id;
lock_flg = 1;
}
funcB();
if( lock_flg == 1 ){
locked_task_id = 0;
mutex.unlock();
}
}
そもそも、ここで問題になっているのは、同一のタスクから二重に mutex.lock() を呼び出している事なので、mutex.lock()を呼び出したタスクのタスクIDを保持しておきfuncA()が呼び出されたときに、mutex.lock()を掛けたタスクと同一のタスクIDの場合、mutex.lock() を呼び出さないようにします。
当然、mutex.lock()を呼び出さなかったときは mutex.unlock() も呼び出さないようにします。
何となくうまく行きそうですがどうでしょうか?
タスクIDが取得出来ないようなOSの場合。。。。どうしましょう(;^_^A
posted by kana-soft at 02:07| Comment(2)
| ソフトウェア
2011年06月04日
DirectSoundでマイクから録音するサンプルプログラムを作りました
DirectSoundを利用してマイクから録音するサンプルプログラムを作りました。
詳しくは以下のホームページにあります。
http://www.kana-soft.com/tech/sample_0011.htm
レイテンシを短くしようと試行錯誤したのですが、挫折しました。。。
詳しくは以下のホームページにあります。
http://www.kana-soft.com/tech/sample_0011.htm
レイテンシを短くしようと試行錯誤したのですが、挫折しました。。。
posted by kana-soft at 22:18| Comment(0)
| C/C++
Visual Studio 2005 SP1でリンクエラー(LNK1103)が発生
Visual Studio 2005 で、最新の DirectX SDK を使ったら、「致命的なエラー LNK1103: デバッグ情報が壊れています。」なるメッセージが表示されてリンク出来なくなってしまいました。
調べてみると、Visual Studio 2008でコンパイルしたlibファイルは、Visual Studio 2005とは互換性に問題があるらしいです。
う〜ん、困った。。。
しかし、既に修正用のプログラムがリリースされていていました。
Microsoftのホームページに詳細があります↓↓↓
http://support.microsoft.com/kb/949009/ja
修正プログラムを実行して、再度コンパイルしてみると無事コンパイルできました。
とりあえず、一安心。
調べてみると、Visual Studio 2008でコンパイルしたlibファイルは、Visual Studio 2005とは互換性に問題があるらしいです。
う〜ん、困った。。。
しかし、既に修正用のプログラムがリリースされていていました。
Microsoftのホームページに詳細があります↓↓↓
http://support.microsoft.com/kb/949009/ja
修正プログラムを実行して、再度コンパイルしてみると無事コンパイルできました。
とりあえず、一安心。
posted by kana-soft at 03:23| Comment(0)
| ソフトウェア